【余談です。お付き合いください。】
安齋です。
本題に入る前に少しだけ余談にお付き合いください。
すぐに本題に入りたい方はタイトル一覧からリンクで本題に入ってくださいね!
ここ最近はクラシックバレエのレッスン生のリハビリをする機会が多くあります。当然、クラシックバレエのことを知る必要があるのでいろいろと調べてます。
………………。
用語が全く覚えられないwww
クライアントさんにはまじで申し訳ないですが本当に覚えられない!でも、覚えられないと伝えにくい、、どうするか。
そこで安齋がとった手段は1つ。
実際にお昼休みに自分でもその動き形をして身体で覚えることにしましたw
そしてこれがまた楽しい!
少しハマりそうです、、、笑
でも、全然形は綺麗ではないです。個人的には普段動かさないところを動かせるなって感覚です。
安齋の個人的な考えですが、身体を動かす上で普段しない動きというのが大切だと思っています。
身体は動くために構成されていて、動かない部分が増えると徐々に動かない部分の代わりに動く部分が過剰に動くので、オーバーユースとなって疼痛が出現すると考えてます。
つまり、全身くまなく動かせることが痛みを改善する手段の1つだという考えで理学療法をしております。
そして、クラシックバレエの動作を修正しながらリハビリをやっているとあることに気がつきました。
フィギュアスケートの動作の応用が可能なんです。
特にフィギュアスケートのジャンプの1つ、ルッツはバレエにも応用できます。
(全くいらない情報ですが、安齋はルッツだけならできますw)
フィギュアの跳び方のメリットももちろんあるのでそれをうまくバレエに活用できるように組み込んで伝える、みたいな感じでリハビリをしております。
何が言いたいかというと、1つは知らない分野に携わるなら必ず勉強とアウトプットそして自分の身体を使って実際にやってみて欲しいということ。2つ目は類似するものも調べてメリットを応用してより効率化を図れるようにする、ということです。
これは何もスポーツリハビリだけじゃなくてビジネスにも活用できるし日常生活にも応用できます。
なんでもかんでも、それだけを見ていると視野が狭くなり本質が見えなくなります。俯瞰してみられるようにしていきたいものですね。
【さて、本題にここから入ります。】
今回の記事は、関節リウマチ(以下、RA)についてです。
無料公開します。
これは僕自身もまだまだ知識不足でもっと勉強しないといけないところです。
これからどんどんインプットしてこのnoteも内容を充実させたいです。
【RAとは:概要】
さて、RA。患者さんの中には罹患してる方が多くいらっしゃるかと思います。
進行性自己免疫疾患の1つで、身近な疾患ですが軽視できない疾患です。
ご存知の通り、関節が炎症を起こし軟骨や骨が破壊されてしまい、関節の機能が損なわれ、放っておくと関節変形が生じる疾患です。症状は関節の腫れ、激痛、発熱、易疲労性、食欲低下などの全身症状、最終的に悪化すると肺や血管へも悪影響を及ぼすこともあります。他の関節疾患と大きく異なる点は、関節を動かさなくても疼痛が生じる点です。手関節や四肢の関節で起こりやすく、左右の関節で同時に症状が生じやすいことも特徴の1つ。
基本的に対処法はリハビリと内服、場合によってopeも検討します。
早期発見により進行の程度を遅延させることができます。
【免疫系が自身の細胞を攻撃するのが自己免疫疾患】
RAでは生じる関節の腫れと疼痛は、免疫の働きに異常が生じたために起こると考えられています。免疫は外部から体内に侵入してきた細菌やウイルス、それらに感染した細胞、癌になった細胞などを攻撃、墓石、体内に侵入した遺物や異常細胞を排除する機能を有しています。
誤ってこの機能を自分自身の問題のない細胞へ攻撃の手を伸ばしてしまうのが自己免疫疾患のRA。
【これからのバイマーカーによる関節リウマチの疾患活動性評価】
2020年に公開されたRAの活動性評価です。
依然としてCRPが簡単に把握できる炎症マーカーであることに変わりはないです。
CRPは炎症時に肝臓で産生される急性期淡白であり、発現上昇にはサイトカインILー6(アイエルシックス)の刺激が必要です。
これまではILー6により刺激されたCRPを抑えるためにバイオ製剤が運用されていましたが、近年はそもそも刺激が出ないようにILー6を抑える経口内服薬が出てきました。
ですが、その内服薬を使用するとサイトカインが反応しなくなるのでその使用上だと疾患の増悪や感染症の合併などの検出が難しくなりました。
そこで、高知大学医学部附属病院免疫難病センターの藤本穰Dr.、仲哲治Dr.らがRA患者血清で上昇する糖蛋白LRGという炎症マーカーをCRPと同定してます。
LRGは、CRPと似た急性蛋白の性質があり、肝臓にて産生された後、炎症サイトカイン刺激で発現が増加します。
さらにLRGは、ILー6以外にもILー1β、TNFーα、ILー22などのサイトカイン刺激でも誘導されて、炎症部位においても発現が上昇したりするため、CRPとは違う特徴を持ちます。
この段階での話になりますが、この内服薬を使用すればCRPを抑える内服薬を使用していても症状の増悪や疾患の進行も観れるという仮説まで立ってます。
ただ、現状まだ臨床上そこまで活用されている文献や症例報告は上がっていないのでこれから使われるようになればRA患者さんの合併症も同時に進行率を見ることができるようになりますね。
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